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dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第3章 思い出にはいつもキミが
ゆっくり顔を離すと、恥ずかしそうに目を逸らした。
そんな彼を私はじっとみていた。
「帰ってきた時ね、久々にキミが笑ってるのを見て昔を思い出した。僕はキミの笑顔をずっとそばで見ていたくてプロポーズしたんだって。」
「....」
「..友にクリスマスプレゼント買っといた?」
いきなり聞かれ、私は戸惑いながら頷いた。
「じゃあ置きに行こう。」
そういわれ、私は納戸に取りに行って、二人で子供部屋に向かった。
ぐっすり眠る長男を見ながら二人で笑う。
「康夫さんそっくり。」
「口元はキミだよ。」
そっと枕元にプレゼントをおき二人で部屋をでる。
そのまま流れで寝室に向かうと、ゆっくり押し倒された。
深いキスをされ、私はぎゅっと彼を引き寄せた。