この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第4章 クリスマスの再会
(覚えて..くれてたんだ..私の絵..)
「美術の時間だっけ?あれはマジで感動したよ。俺は絵心なんてないけどさ。なんか..木村の内面が出てた。はっきりしてるけど、優しい感じ?」
「あ、ありがと..」
私は嬉しさと恥ずかしさで俯いた。
「クラスでも有名だったよ。木村の絵。修学旅行のしおりとかも、表紙、木村のだったんじゃない?」
「あ、うん..」
先生に頼まれていつも書いていた。
自己満足にすぎない、私の仲の良い友達しか知らなかった事実に三島くんは気づいてくれていた。
「ねえ木村。さっきの告白、嬉しかったよ。」
唐突にいわれ、彼を見上げるとじっと見つめられた。
「正直..そういう風に見たことなかった。」
ずきんー
やっぱり心が少し痛んだ。
「でも..こんなの木村には迷惑かもしれないけど..さっき話しててすっごく楽しくてさ。最近毎日忙しくて、イライラしてたから久々に笑った気がした。」
「....」
「美術の時間だっけ?あれはマジで感動したよ。俺は絵心なんてないけどさ。なんか..木村の内面が出てた。はっきりしてるけど、優しい感じ?」
「あ、ありがと..」
私は嬉しさと恥ずかしさで俯いた。
「クラスでも有名だったよ。木村の絵。修学旅行のしおりとかも、表紙、木村のだったんじゃない?」
「あ、うん..」
先生に頼まれていつも書いていた。
自己満足にすぎない、私の仲の良い友達しか知らなかった事実に三島くんは気づいてくれていた。
「ねえ木村。さっきの告白、嬉しかったよ。」
唐突にいわれ、彼を見上げるとじっと見つめられた。
「正直..そういう風に見たことなかった。」
ずきんー
やっぱり心が少し痛んだ。
「でも..こんなの木村には迷惑かもしれないけど..さっき話しててすっごく楽しくてさ。最近毎日忙しくて、イライラしてたから久々に笑った気がした。」
「....」