この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第5章 君とのキョリが近すぎて

「おいしかったねー作ちゃん!」

「うん。あ!あれ、木村の姉貴じゃね?」

「え?」

店を出て、作ちゃんの指さす方を見ると、同じクラスの木村君のお姉さんがいた。

なにやら早歩きだ。

「あの姉ちゃん、なんつーかクールってゆうか..怖えんだよなぁ~」

作ちゃんはふっと興味をなくしたように、目を逸らした。

「へ~」

しかし何となく嬉しそうに歩くその姿に、あまり怖そうな印象はうけなかった。

私たちはぶらぶら街を歩き、一人で家にいるはずのお母さんに頼まれたケーキを買って帰った。

しかし..

「家、暗くない?」

私たちは不思議に思いながら、ドアノブに手をかけた。

「え、鍵しまってる。」

作ちゃんは鍵を差込み家に入った。
リビングに向かい、電気をつけると、テーブルに近づいて、うわ..と呟やいた。

「なに?どうし..」

私は後ろから覗きこんで、固まった。
そこには可愛い字で置き手紙があった。

ー今日は智ちゃんママと温泉旅行なの♪二人で仲良くね~! お母さんよりー


「....え。」

私たちは顔を見合わせ、すぐに携帯を取り出した。
/150ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ