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dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第6章 サンタさんお願い
「美里ちゃん。たった一人の妹だよ、大切にしてあげて。ママもパパも二人が大好きだから。」
そういうと小さく笑ってパチンと消えた。
「あれ?あくまどこー?」
うろうろと探したけど、もういなかった。
その時、玄関のドアが開いた。
「..美里!?」
ママが勢いよくでてきて、ぎゅっとされた。
「よかった..美里、どこいってたのよ..!心配したでしょう!?」
ママが泣きながら、力を強くした。
「ママぁ..」
なんだか美里も涙が出てきてぎゅってした。
するとパパも勢いよくでてきて、抱きしめられた。
「美里!」
「パパぁ..」