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ブルマー狩りの季節
第2章 柿谷早苗のブルマー【盗撮】
早苗がその状態に気付いたのは、それから五分余りが経過してからだった。

その時、早苗は左隣りにいる記録係の女子と、何やら楽しそうなお喋りをしていた。

そして早苗は、その笑った顔を左の女子に向けつつ、右手をさりげなくブルマーの尻に赴かせた。

然る後、早苗がブルマーの端に人差指をそっと差し込んだその瞬間、私はその“双方”をカメラのフレームに収めた。

“双方”とは、『笑顔が浮かぶ早苗の横顔』と、『ブルマーに差し込まれた人差指』ということだ。

その構図は、少なくとも私にとっては、芸術的と呼ぶべき構図だった。

(早苗……何食わぬ顔で、友達と楽しそうにお喋りしているが、内心とっても恥ずかしいんだろう?……)

私は早苗の心境を想像して、存分に楽しんだ。

(『いやぁんっ、ブルマーがお尻に食い込んでるっ!?……一体いつからなのかしら?』って、そう思っているんじゃないのかい?それとも『もう、言いにくいのは分かるけど、誰か私に教えてよ!?』って、友達を恨んでいるのかな?)

そんなことを考えているうちに、私は先程撮影した芸術的な写真を、早苗にも見せてやろうと、そんなことを思った。

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