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ブルマー狩りの季節
第13章 柿谷早苗のブルマー【口淫・二】
早苗の右の乳首からペニスを離した私は、まずは腰の高さはそのままに保って、そちらに偏らせていた腰を中心に戻した。

然る後、両手の人差指と親指で平行にしたペニスを維持しつつ、ゆっくりと腰を浮かせた。

その途中で私はペニスの先を、俯いている早苗の顎に引っ掛けた。

早苗は腰を浮かせていく私の、そのペニスに導かれるままに顔を上げて、やがて私の顔を見上げた。

この時、私の顔を見つめる早苗の目は――確固たる意思を失ってしまったかのように――虚ろで、またその表情には、ある種の疲労感が見て取れた。

勿論のことつい先程までの、私のペニスによる右の乳首への愛撫が、早苗から意思を奪った訳ではない。

そのことを、早苗は次の会話で、朧げながらも明らかにした。

◇◇◇◇◇

私の顔を虚ろな目で見つめて、早苗は今一度、その約束を確認した。

「沼本先生……“何もかも”が終わったら必ず……必ずみんなの写真を、私に渡して下さい……」

私は大きく頷いた――“みんなの写真”とは、私が盗撮した1年A組の生徒達の、ブルマー姿の写真である。

そもそも今の状況は、それらを早苗に受け渡すという約束の下で始まった。

きっと早苗は――私のペニスの先で右の乳首を転がされながら――クラスメイトの写真を取得するためには、結局のところこの状況に耐えるしかないことを確認していたのだろう。

同時に早苗は、私のペニスのおぞましさに多分の嫌悪感を抱くその一方で、全く勃起の治まらない自身の乳首と、それを“おぞましい”ペニスで転がされた挙げ句に否応なく享受してしまう快感に、ずっと思い悩んでいたに違いない。

その――明確な回答を得るには至らなかった――思考が、早苗を疲れ果てさせたのだ。

私はそう思った。

◇◇◇◇◇

時に早苗は、私が頷いてその約束を履行する旨を示すと、次にはひとつ大きな溜息を付いた。

それから――その表情は依然といて相当の嫌悪感を示し、その目には涙が溜まっていたが――やがてその目を閉じて、相反して震える唇を僅かに開いた。

そうやってついに、私のペニスを口で愛撫する意志を、私に示した。

私は思う――それはきっと、相当な勇気と覚悟を必要とする行動だっただろう。
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