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ブルマー狩りの季節
第3章 柿谷早苗のブルマー【脅迫】
その両ページにも、また十数枚の写真が載っている――しかし先程とは違って、これらの写真は全て、早苗を被写体にしたものだった。
それらの写真を見て早苗は、とうとう咳き込むまでの号泣に至った。
一方で私は泣いている早苗に、子供の頃の思い出を懐かしむような口ぶりで、こう語った。
「柿谷……世の中にはね、女子高生のこの手の写真を喜ぶ男性っていうのは、大勢いてね……先生はそんな男性諸君のために、柿谷の写真を“投稿”しようと思ってるんだ……」
“投稿”という言葉に、早苗がビクッと肩を震わせて、次に彼女は俯かせていた顔を私に向けた。
震える声で、早苗は私に聞いた。
「“投稿”って、何ですか?……私の写真を、どうするつもりなんですかっ!?」
私は、投稿の候補先を言葉で答える代わりに、引出しから今度は一冊の雑誌を取り出した。
『ストロベリー・ハイスクール』という、あまり気の利いていない名前の雑誌で、それは主に女子高生を取り扱った、成人向けの雑誌だった。
私はその雑誌の中ほどにある、『放課後ブルマー倶楽部』という企画のページを広げて、それを早苗の前に置いた。
そこには、読者が撮影(ここでもやはり“盗撮”のほうが正しいのだろう)した、体操服姿の女子高生の数々の写真が、掲載されていた。
早苗はそのページを、まるでとても恐ろしいものを見るような目つきで見つめて、やがて私に訴えた。
「止めて下さいっ!こんなところに写真を載せられるなんて、絶対に嫌っ!」
覆い縋(すが)るような目で、私を見る――私はそんな早苗の目を見返して、ある“交渉”に乗り出した。
「もしも柿谷が今ここで、先生に体操服姿を見せてくれたら、これらの写真は全て、柿谷に渡すぞ……?」
それらの写真を見て早苗は、とうとう咳き込むまでの号泣に至った。
一方で私は泣いている早苗に、子供の頃の思い出を懐かしむような口ぶりで、こう語った。
「柿谷……世の中にはね、女子高生のこの手の写真を喜ぶ男性っていうのは、大勢いてね……先生はそんな男性諸君のために、柿谷の写真を“投稿”しようと思ってるんだ……」
“投稿”という言葉に、早苗がビクッと肩を震わせて、次に彼女は俯かせていた顔を私に向けた。
震える声で、早苗は私に聞いた。
「“投稿”って、何ですか?……私の写真を、どうするつもりなんですかっ!?」
私は、投稿の候補先を言葉で答える代わりに、引出しから今度は一冊の雑誌を取り出した。
『ストロベリー・ハイスクール』という、あまり気の利いていない名前の雑誌で、それは主に女子高生を取り扱った、成人向けの雑誌だった。
私はその雑誌の中ほどにある、『放課後ブルマー倶楽部』という企画のページを広げて、それを早苗の前に置いた。
そこには、読者が撮影(ここでもやはり“盗撮”のほうが正しいのだろう)した、体操服姿の女子高生の数々の写真が、掲載されていた。
早苗はそのページを、まるでとても恐ろしいものを見るような目つきで見つめて、やがて私に訴えた。
「止めて下さいっ!こんなところに写真を載せられるなんて、絶対に嫌っ!」
覆い縋(すが)るような目で、私を見る――私はそんな早苗の目を見返して、ある“交渉”に乗り出した。
「もしも柿谷が今ここで、先生に体操服姿を見せてくれたら、これらの写真は全て、柿谷に渡すぞ……?」