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ブルマー狩りの季節
第4章 柿谷早苗のブルマー【鑑賞】
屈伸運動をさせて、尻に食い込む早苗のブルマーを眺めた後、次に私はまた別の遊戯で、早苗を楽しんだ。

その際、まず私は早苗の背中に向けて――体育教師ではないにも拘(かかわ)らず――実に尤もらしく、こう述べた。

「柿谷にとっては来年の話だが、ウチの高校では、二年生時の体育の授業内容のひとつに、バレーボールがある。柿谷はバレーボールの経験があるのか……?」

早苗は静かに泣きながら、小さく首を振った――私は話を進めた。

「じゃあ、今のうちに少し練習をしておこうか……?」

然る後、私は早苗に言った。

「柿谷、レシーブの姿勢を取ってみなさい……」

でも早苗は、すぐには私の指示に応じなかった。

相変わらず、静かに泣いているだけだ――私は聞いた。

「柿谷はレシーブの姿勢を、知らないのか?」

早苗はずいぶん間を置いてから、小さな声で答えた。

「知ってます……」

「じゃあ、どうして先生の言うことが聞けないんだ?」

早苗はまた、相当の間を挟んで、答えた。

「だって……恥ずかしいです……」

私は笑った。

勿論のこと、早苗が恥ずかしがる理由は容易に推測できたが、私は惚(とぼ)けた。

「『バレーボールが恥ずかしい』だなんて、世界中のバレーボールの選手に対して失礼じゃないか?」

早苗は沈黙した――私はその沈黙を“異議なし”と解釈して、今一度早苗に先程と同じことを、先程よりも力強く言った。

「レシーブの姿勢を、取ってみなさい……」

躊躇いの様子を多少見せた後のことだった。

早苗が、大きく足を開いた。
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