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第8章 柿谷早苗のブルマー【遊戯・三】

「自分のブルマーを、しっかりとお尻に食い込ませたら、それからその子のところに行って、『お尻にブルマーが食い込んでるよ』って教えてあげなさい……でも教えてらすぐに振り返るんだぞ？」

早苗は例の如く、“間抜け”な顔つきで――目を薄く瞑って、その口を大きく開けて――私の話を聞いている――私は続けた。

「“さりげなく”振り返って、“さりげなく”その子に、ブルマーの食い込んだ早苗のお尻を見せ付けるんだ……そして見せ付けながら、走り去りなさい……早苗のブルマーから零れ落ちたお尻を、プルンプルンと揺らしながらね……」

私はそこでまた『フフフフッ』と笑って、それから言った。

「きっとその子は、早苗の後ろ姿を眺めて、『自分だってブルマーが、お尻に食い込んでるじゃない？』って思いながら、クスクス笑うぞ……？」

然る後に私は、その“変質的”な行為から早苗が授かるに違いない恩恵について、明らかにした。

「早苗、想像してみなさい……クラスメイトの食い込みを注意したその直後に、今度は自分のお尻丸出しのブルマーを、その子に笑われる自分の姿を……」

早苗は返事をしない――“間抜け”な面持ちをしたままだ――私は先を続ける。

「そもそもお前は、先生からクラスメイトを救うために、ブルマーをお尻に食い込ませている……それなのに、お前はそのクラスメイトから、そのお尻を笑われるんだ……まさに“悲劇のヒロイン”といった感じじゃないか……？“マゾ”の早苗にとっては、憧れる状況だろう……？」

◇◇◇◇◇

そこまで語ったその後、私はしばらく沈黙して、乳首の愛撫に勤しんだ。

その沈黙の間に、その光景――ブルマーが食い込んだ自分の尻をクラスメイトに笑われる光景を、早苗に頭の中に思い描かせることを期してのことだった。

やがて、私は頃合を見計らって、ある別の話題を早苗に切り出した。

「早苗……この“お遊戯”が終わったら、次は『最初のルール』の“お遊戯”にも、挑戦してみようね……？」