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ブルマー狩りの季節
第9章 柿谷早苗のブルマー【遊戯・四】
早苗はなおも、理科準備室の窓際に立ち尽くしている――しかし先程までとは違って、今は窓に背中を向けている。

先程までの『ルール変更後』の“遊戯”が終わった後に、私がそうさせた。

その私は早苗の前で、床に膝を突いて立っていた――今の早苗が真正面よりやや上に、その顔を向けているのは、俯いてしまえばすぐ目の前に、私の顔が現れるからだ。

◇◇◇◇◇

私の前には、早苗の“巨乳”が二つ並んでいる――そのバストを眺めながら、私はこれから始める『ルール変更前』の“遊戯”の、そのルールについて改めて、早苗に説明する。

「先生が、早苗の右の乳首にキスしたら“オマ×コ”、左の乳首にキスしたら“チ×ポ”って言うんだ……」

それから私は「分かったね?」と早苗に聞いたが、早苗は頷きもしなければ、返事も返さなかった。

しかしその顔を見てみれば、早苗は唇を、もう“軽く”ですら、噛んではない。

早苗はそれを“への字”に結んでいる。視線の先は、正面を向いていた。

他方、私は早苗にルールを説明した後――ただの気紛れで――まずはさも落胆したかのような溜息を、ひとつ漏らした。

「残念だけど、先生はもう早苗の“可愛い”乳首を見ることは、諦めたよ……」

次には、やはりさも落胆したような口ぶりで、私が未だに早苗の勃起していない、即ち“可愛い”乳首を見ていないことを述べた。

それを踏まえた上、私は今も見つめている乳首の、その観察の所見を語った。

「相変わらず、ビンビンだよ……?早苗の乳首、ビンビン、ビンビン……」

執拗に“ビンビン”を繰り返しているうちに、真正面に据えている早苗の視線が、右にじりじりと逸れた。
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