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ブルマー狩りの季節
第10章 柿谷早苗のブルマー【遊戯・五】
早苗は何も言葉を返さない――私は続けた。
「……にもかかわらず、まずは“オチ×チン”って答えるってことは、お前は両方とも言ってみたいってことだな?」
それは我ながら感心してしまうくらいの、他人の意向に対する悪意的な見解で、当然ながら早苗は、そんな私の“意地悪”な見解を、否定した。
存分の焦燥の表情とともに、私に訴えた。
「べっ、別にそういうつもりじゃありません……」
しかし私はやはり端から無視して、自分の“悪意的な見解”に基づいて、早苗の意向に沿うべく言った。
「じゃあ、まずは“オチ×チン”から、始めてみようか……?」
◇◇◇◇◇
それから私はまた唇をラッパのように尖らせて、その先をゆっくりと早苗の、左の乳首に近付けていった。
やがて――ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ――と三回、細やかな口づけを施した。
しかしこの三回の、細やかな口づけを経た後でも、早苗は唇を“への字”に結んだままだった。
私は沈黙を守る早苗を――ニタニタと笑いながら、合わせてそれから派生する嘲笑を含めた声で――叱咤した。
「どうした、早苗……?どうして黙っているんだ?“オチ×チン”って言いなさい……」
続けて――やはりニタニタと笑いながら――早苗を激励してやる。
「さっきはいっぱい“オマ×コ”って言えたじゃないか……?だから頑張りなさい、早苗。お前ならどんな恥ずかしい言葉でも、言えるはずだ……」
然る後、私はまた四回、同じような細やかな口づけを右の乳首にしたのだが、その四回目の時に早苗は、長いこと“への字”に結んでいた唇を、ほんの少し緩めた。
そして早苗は、掠れた溜息に乗せて、その言葉を口にした。
「オっ、オチ×、チン……」
その声は、掠れた溜息にすら溶けてしまいそうな程、細かった。
「……にもかかわらず、まずは“オチ×チン”って答えるってことは、お前は両方とも言ってみたいってことだな?」
それは我ながら感心してしまうくらいの、他人の意向に対する悪意的な見解で、当然ながら早苗は、そんな私の“意地悪”な見解を、否定した。
存分の焦燥の表情とともに、私に訴えた。
「べっ、別にそういうつもりじゃありません……」
しかし私はやはり端から無視して、自分の“悪意的な見解”に基づいて、早苗の意向に沿うべく言った。
「じゃあ、まずは“オチ×チン”から、始めてみようか……?」
◇◇◇◇◇
それから私はまた唇をラッパのように尖らせて、その先をゆっくりと早苗の、左の乳首に近付けていった。
やがて――ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ――と三回、細やかな口づけを施した。
しかしこの三回の、細やかな口づけを経た後でも、早苗は唇を“への字”に結んだままだった。
私は沈黙を守る早苗を――ニタニタと笑いながら、合わせてそれから派生する嘲笑を含めた声で――叱咤した。
「どうした、早苗……?どうして黙っているんだ?“オチ×チン”って言いなさい……」
続けて――やはりニタニタと笑いながら――早苗を激励してやる。
「さっきはいっぱい“オマ×コ”って言えたじゃないか……?だから頑張りなさい、早苗。お前ならどんな恥ずかしい言葉でも、言えるはずだ……」
然る後、私はまた四回、同じような細やかな口づけを右の乳首にしたのだが、その四回目の時に早苗は、長いこと“への字”に結んでいた唇を、ほんの少し緩めた。
そして早苗は、掠れた溜息に乗せて、その言葉を口にした。
「オっ、オチ×、チン……」
その声は、掠れた溜息にすら溶けてしまいそうな程、細かった。