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ブルマー狩りの季節
第10章 柿谷早苗のブルマー【遊戯・五】
そして早苗は、私がたった一度持ち出した“クラスメイト”という単語を聞いて以降、もうか弱い悲鳴すら上げることはなくなった。
正面を見つめる目に、うっすらと涙を溜めただけで、押し黙ってしまった。
そんな具合で早苗が沈黙すると、私の“女の子”口調は、いよいよ独り言のようになった――。
「『そうよっ、私はこれからクラスメイトのために、“チ×ポ”って言うのよっ……』
「…………」
「私だって、“チ×ポ”だなんて恥ずかしい言葉、本当は“言いたくない”のよ……」
「…………」
「でも、“言いたくない”んだけど、沼本先生からクラスメイトのブルマー写真を取り戻すために、仕方なく言うのよ』……」
「…………」
「『よしっ、恥ずかしがらずに言えるようになるために、今のうちに心の中で何度も叫んでおかなきゃっ』……」
「…………」
「『チ×ポっ、チ×ポっ、チ×ポっ、チ×ポっ、チ×ポーーーっ』……」
「…………」
「『いや~ん、どうしてなの~っ!?……チ×ポ、チ×ポって心の中で繰り返してたら、乳首が寒気がするくらい、ジンジン疼いてきちゃったっ』……」
「…………」
「『今、この寒気がする乳首を、沼本先生の熱い舌で抱き締められたら……きっとそれだけで身体がビクンってなっちゃうくらい、気持ちいいに違いないわっ』……」
――と、その辺りまで喋ったところで、私の口の中に相当量の、唾液が溜まった。
◇◇◇◇◇
それから私は、長く喋っていた唇を閉じた。
私が喋るのを止めると――それまで賑やかだったせいか――生まれた沈黙は、奇妙なまでに重々しかった。
その沈黙の中、私はゆっくりとした呼吸を、五回繰り返した。
その五回の呼吸の間に、さらに相当量の唾液を溜めた。
やがて口の中のそれが大匙(さじ)のスプーンで二杯分ほどの量に達した時、私はゆっくりと口を開いた。
正面を見つめる目に、うっすらと涙を溜めただけで、押し黙ってしまった。
そんな具合で早苗が沈黙すると、私の“女の子”口調は、いよいよ独り言のようになった――。
「『そうよっ、私はこれからクラスメイトのために、“チ×ポ”って言うのよっ……』
「…………」
「私だって、“チ×ポ”だなんて恥ずかしい言葉、本当は“言いたくない”のよ……」
「…………」
「でも、“言いたくない”んだけど、沼本先生からクラスメイトのブルマー写真を取り戻すために、仕方なく言うのよ』……」
「…………」
「『よしっ、恥ずかしがらずに言えるようになるために、今のうちに心の中で何度も叫んでおかなきゃっ』……」
「…………」
「『チ×ポっ、チ×ポっ、チ×ポっ、チ×ポっ、チ×ポーーーっ』……」
「…………」
「『いや~ん、どうしてなの~っ!?……チ×ポ、チ×ポって心の中で繰り返してたら、乳首が寒気がするくらい、ジンジン疼いてきちゃったっ』……」
「…………」
「『今、この寒気がする乳首を、沼本先生の熱い舌で抱き締められたら……きっとそれだけで身体がビクンってなっちゃうくらい、気持ちいいに違いないわっ』……」
――と、その辺りまで喋ったところで、私の口の中に相当量の、唾液が溜まった。
◇◇◇◇◇
それから私は、長く喋っていた唇を閉じた。
私が喋るのを止めると――それまで賑やかだったせいか――生まれた沈黙は、奇妙なまでに重々しかった。
その沈黙の中、私はゆっくりとした呼吸を、五回繰り返した。
その五回の呼吸の間に、さらに相当量の唾液を溜めた。
やがて口の中のそれが大匙(さじ)のスプーンで二杯分ほどの量に達した時、私はゆっくりと口を開いた。