この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ブルマー狩りの季節
第10章 柿谷早苗のブルマー【遊戯・五】
そして早苗は、私がたった一度持ち出した“クラスメイト”という単語を聞いて以降、もうか弱い悲鳴すら上げることはなくなった。

正面を見つめる目に、うっすらと涙を溜めただけで、押し黙ってしまった。

そんな具合で早苗が沈黙すると、私の“女の子”口調は、いよいよ独り言のようになった――。

「『そうよっ、私はこれからクラスメイトのために、“チ×ポ”って言うのよっ……』

「…………」

「私だって、“チ×ポ”だなんて恥ずかしい言葉、本当は“言いたくない”のよ……」

「…………」

「でも、“言いたくない”んだけど、沼本先生からクラスメイトのブルマー写真を取り戻すために、仕方なく言うのよ』……」

「…………」

「『よしっ、恥ずかしがらずに言えるようになるために、今のうちに心の中で何度も叫んでおかなきゃっ』……」

「…………」

「『チ×ポっ、チ×ポっ、チ×ポっ、チ×ポっ、チ×ポーーーっ』……」

「…………」

「『いや~ん、どうしてなの~っ!?……チ×ポ、チ×ポって心の中で繰り返してたら、乳首が寒気がするくらい、ジンジン疼いてきちゃったっ』……」

「…………」

「『今、この寒気がする乳首を、沼本先生の熱い舌で抱き締められたら……きっとそれだけで身体がビクンってなっちゃうくらい、気持ちいいに違いないわっ』……」

――と、その辺りまで喋ったところで、私の口の中に相当量の、唾液が溜まった。

◇◇◇◇◇

それから私は、長く喋っていた唇を閉じた。

私が喋るのを止めると――それまで賑やかだったせいか――生まれた沈黙は、奇妙なまでに重々しかった。

その沈黙の中、私はゆっくりとした呼吸を、五回繰り返した。

その五回の呼吸の間に、さらに相当量の唾液を溜めた。

やがて口の中のそれが大匙(さじ)のスプーンで二杯分ほどの量に達した時、私はゆっくりと口を開いた。

/151ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ