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ブルマー狩りの季節
第11章 柿谷早苗のブルマー【遊戯・六】
「早苗……先生のチ×ポ、見たいかい……?」

私は早苗に正直な返答を促すべく、なるべく穏やかな口調を心掛けて、そう聞いた。

早苗は小声で、答えた。

「見たく……ありません……」

まあ、それが早苗の、当然の本音なのだろう――この返答は、予想通りだった。

“変態”と呼んでもいいかも知れない、冴えない中年教師のそのペニスを、好んで見たがる女子など普通に考えてまずいない。

しかし私は再度、早苗に確認した。

「早苗、恥ずかしがらずに、正直に答えなさい。お前はスケベだから、本当は見たいんだろう?」

すると早苗は、今度は先程よりも毅然と、答えた。

「本当に、見たくありません……」

そこで私は、いよいよとばかりに、早苗に言った。

「じゃあ、早苗にもう一度、“機会”を上げよう……」

早苗が――なおも私に背中を向けたまま――聞き返した。

「“機会”って、何の“機会”ですか……?」

「決まってるだろう……?」

私は笑いながら、当然のように答えた。

「『早苗は”スケベ”な女の子じゃない”』と、先生に証明することが出来る“機会”だ……」

それから私は、その証明の具体的な方法を、早苗に教えた。

「早苗……先生はまだ早苗の“可愛い”乳首を一度も見ていない……」

“可愛い”乳首とは――それまでにも何度か使ったが――勃起していない乳首のことだ。

「だから、これから五分以内に、先生にそれを見せてくれたら、『早苗は“スケベ”じゃない』と見做(みな)すことにしよう……」

然る後、そこで私は一呼吸の間を挟んでから、先を続けた。
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