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ブルマー狩りの季節
第11章 柿谷早苗のブルマー【遊戯・六】
しかしそれから先を進めるより前に、私は早苗が執拗に繰り返している『いや』が静まるのを、待つことにした。
◇◇◇◇◇
実のところ、それには相当な時間を必要とした。
もしかしたら、淹れ立ての紅茶がすっかり冷めてしまうくらいの時間は、経過したかも知れない。
しかし結局は、やがて早苗は押し黙って、然る後に私は話を続けた。
「早苗……想像してごらん……?」
私はなるべく穏やかな口調を心掛けて、沈黙する早苗の背中に、語りかける。
「お前はとても“真面目”な生徒だ……お前自身だってそう思ってるし、お前の周りにいるみんなも、そう思っている……」
「…………」
早苗は何も言葉を返さない――私はやはり穏やかな口調に気を遣って続ける。
「そんな“真面目”な早苗が、男のそそり立ったチ×ポを、咥え込むんだ……」
「…………」
「その時……男の“チ×ポ”を“お口”に咥え込んだ時、きっとお前は自分自身が、信じられない筈だ……」
「…………」
「何てったって、周りの友達からも、そして自分でも“真面目”と思っている早苗が、アップルジュースや牛乳を飲んで、トーストやハムエッグ、サンドウィッチを食べたその“お口”で、“チ×ポ”を咥え込んでいるんだからな……」
「…………」
「きっとお前は、お前のことをよく知っている友達を、裏切ったような気持ちになって、罪悪感に苦しむだろう……」
「…………」
「でも“罪悪感”と同時にお前は、今までお前を閉じ込めていた“殻”を打ち破った挙げ句の“爽快感”に、取り憑かれる筈だ……」
そこで私は“独白”を締め括って、早苗にこう尋ねた。
「早苗……“チ×ポ”を咥えたくなってきただろう……?」
しかし早苗は――これも当然なのだろうが――沈黙したままだった。
◇◇◇◇◇
実のところ、それには相当な時間を必要とした。
もしかしたら、淹れ立ての紅茶がすっかり冷めてしまうくらいの時間は、経過したかも知れない。
しかし結局は、やがて早苗は押し黙って、然る後に私は話を続けた。
「早苗……想像してごらん……?」
私はなるべく穏やかな口調を心掛けて、沈黙する早苗の背中に、語りかける。
「お前はとても“真面目”な生徒だ……お前自身だってそう思ってるし、お前の周りにいるみんなも、そう思っている……」
「…………」
早苗は何も言葉を返さない――私はやはり穏やかな口調に気を遣って続ける。
「そんな“真面目”な早苗が、男のそそり立ったチ×ポを、咥え込むんだ……」
「…………」
「その時……男の“チ×ポ”を“お口”に咥え込んだ時、きっとお前は自分自身が、信じられない筈だ……」
「…………」
「何てったって、周りの友達からも、そして自分でも“真面目”と思っている早苗が、アップルジュースや牛乳を飲んで、トーストやハムエッグ、サンドウィッチを食べたその“お口”で、“チ×ポ”を咥え込んでいるんだからな……」
「…………」
「きっとお前は、お前のことをよく知っている友達を、裏切ったような気持ちになって、罪悪感に苦しむだろう……」
「…………」
「でも“罪悪感”と同時にお前は、今までお前を閉じ込めていた“殻”を打ち破った挙げ句の“爽快感”に、取り憑かれる筈だ……」
そこで私は“独白”を締め括って、早苗にこう尋ねた。
「早苗……“チ×ポ”を咥えたくなってきただろう……?」
しかし早苗は――これも当然なのだろうが――沈黙したままだった。