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ブルマー狩りの季節
第12章 柿谷早苗のブルマー【口淫・一】
一方で、私は――

「早苗、これがチ×ポ……男のチ×ポだ……」

――震える悲鳴を果てしなく繰り返す早苗を相手に、今一度ペニス“概論”の説明に取り掛かった。

「“本物”を目にするのは初めてとはいえ、早苗だって保健体育の教科書に載ってる挿絵くらいは、見たことがあるだろう……?」

「いやぁぁっ、いやぁっ、いやあぁっ……」

「尤もその挿絵は、きっと平常時のチ×ポを描いたものだと思うが――」

「いやっ、いやっ……いやぁっ――」

「チ×ポは勃起すると、こんなにもイヤらしい形になるんだ……」

「いやっ、いやっ……いやぁっ――」

そこで私は、チラリと早苗の乳首に目を遣った。

当然のように、それは激しく勃起していた。

「ハハハハっ……お前の乳首、やっぱりまだビンビンに勃起しているじゃないか……?」

私は軽く笑いながら、それを指摘して、然る後に尋ねた。

「さてはチ×ポを見て、興奮してるんだな……?」

勿論のこと、早苗は頷かなかった。

そしてきっと早苗はそこで、何かしらの否定を言葉にしたかったのであろうと思うが――やはりペニスに対する恐怖のせいだろうか――それも声にならなかった。

挙げ句、早苗は沈黙した。

私にとって都合が良かったのは――ペニスを眺める両目は大きく開かれ、未だに唇はガクガクと震えているが――その沈黙に合わせて早苗の、連呼していた“悲鳴”も治まったことだった。

早苗が沈黙してくれると、私の声も通り易くなる――だから私にとっては都合が良かった訳だ。

然る間に、私はペニスの説明をより詳細にして、続けた。
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