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バーチャルお見合いシステム
第9章 (2)家庭…妹小6しおりと、兄大1ミノル
しおりは、開発したVキャンセラー装置を、自宅の他に、親しい友人の同じ小6の女子の自宅にも設置していた。
その子の自宅は地域ではかなり豪壮な邸宅で、部屋数が25、しかもそれぞれが十畳以上という。
この同じ8月15日、その家には、親戚一同がお盆の里帰りで集結していた。
その昼は、大宴会。
最初の乾杯の挨拶のとき、その女子はあろうことか大きな声で
「バーチャルお見合いシステムの通知・記録・使用制限のキャンセラー装置を、この家に、付けましたーッ!」
と高らかに発表した。
その場にいた数十人は一瞬にして静まり返り、その後の昼食を皆、数分で済ませ、そそくさと散らばっていった。
やがて・・・・・
あちらこちらの室内で、手を握り合う禁断の間柄の男女が・・・・・
その小6女子は、叔父さん(35歳)と手をつないでいた。
その叔父さんの妻は、その女子の父親と手をつないでいた。
その叔父叔母の息子(高1)は、実の姉(高2)と手をつないでいた。
そこに訪ねてきた宅急便業者の男(イケメン22歳)は、その小6女子の母親と手をつないでいた。
「こいつら・・・何をやってるんだよー?」
その中にいたひとりの男が、その家を静かに去り、そのまま地元の自治体の役場に駆け込んだ。
「うち、大変なことになっています」
しかし、この通報はしばらく放置された。
その役場にも例のキャンセラー装置が設置され、職員の禁断の間柄の男女や、住民の禁断の間柄の男女があちらこちらで手をつないでいた。
その子の自宅は地域ではかなり豪壮な邸宅で、部屋数が25、しかもそれぞれが十畳以上という。
この同じ8月15日、その家には、親戚一同がお盆の里帰りで集結していた。
その昼は、大宴会。
最初の乾杯の挨拶のとき、その女子はあろうことか大きな声で
「バーチャルお見合いシステムの通知・記録・使用制限のキャンセラー装置を、この家に、付けましたーッ!」
と高らかに発表した。
その場にいた数十人は一瞬にして静まり返り、その後の昼食を皆、数分で済ませ、そそくさと散らばっていった。
やがて・・・・・
あちらこちらの室内で、手を握り合う禁断の間柄の男女が・・・・・
その小6女子は、叔父さん(35歳)と手をつないでいた。
その叔父さんの妻は、その女子の父親と手をつないでいた。
その叔父叔母の息子(高1)は、実の姉(高2)と手をつないでいた。
そこに訪ねてきた宅急便業者の男(イケメン22歳)は、その小6女子の母親と手をつないでいた。
「こいつら・・・何をやってるんだよー?」
その中にいたひとりの男が、その家を静かに去り、そのまま地元の自治体の役場に駆け込んだ。
「うち、大変なことになっています」
しかし、この通報はしばらく放置された。
その役場にも例のキャンセラー装置が設置され、職員の禁断の間柄の男女や、住民の禁断の間柄の男女があちらこちらで手をつないでいた。