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ソルティビッチ
第1章 ソルティビッチ…
 55

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「あぁ、う、ん、ん…

 さ、さすがね…

 散々舐めさせているだけあって…

 あぁ、じ、上手ねぇ…」

 駿は、いや、葵は、わたしにストッキング脚の爪先を舐めさせながら、そう喘ぐ。

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 舐めるのも…

 こんなに感じるのか…

 これじゃ、フェラしてるのと変わらない…

「ん、あ、はい、今度はコッチね」
 葵は脚を交代し、左脚の爪先を差し出してくる。
 
「あらぁ、悠里ぃ、かなり興奮してるみたいねぇ」
 そして葵はわたしの目を見て、そう囁いてきた。

「え、あ…」

 ズバリと言われてしまい、恥ずかしい…

「はい、ほらぁ、舐めるのよ、変態…」
 そう言いながら左脚のストッキング脚の爪先をわたしの口元へと伸ばしてくる。

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 わたしは、また、夢中になって舐めていく…

 堪らない味…

 堪らない香り…

 堪らない舌触り…

 今まで嬉々としてわたしの爪先を舐めてきた男達の気持ちが分かった様な気がしてきていた。

 そして、その時…

「はうっ、んっ」

 なんと葵の右脚の爪先が、わたしのスカートの中に忍び込み…
 ツーっと股間を撫で、押してきたのである。

「はぅん、っんん…」

「ほらっ、ダメよ、唇を離しちゃ、ちゃんと舐めるの」
 わたしは葵の爪先の感触に震えてしまい、爪先を舐めていた唇を離してしまった。

「う、んん」
 そしてわたしは再び爪先を舐める…
 だが、葵の右脚の爪先の親指が更に股間をグリグリと押してくるのだ。

「ん、んん、んぁぁ…」
 わたしは舐めながら、喘ぎ、身悶えしてしまう。

 わたしは仕事の時はいつも、自分の気持ちのメリハリを付ける為にカチッとしたスーツを着る様にしている。

 そしてたいがいは、ピタッとしたラインの上着を着、タイト気味のスカート穿いているのだが…
 今日に限ってプリーツの入った、膝丈のややフレアなスカートを穿いていた。

 だから、葵の爪先が簡単に、スッとスカートの中に忍び込めたのだ…

「ぁんっ、んん…」

「あららぁ、悠里ぃ、中が、アソコがぁ、グチョグチョのびしょ濡れよぉ…」

 そう…

 わたしはすっかり昂ぶり、ぐしょぐしょに濡らしていた…

 


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