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ソルティビッチ
第1章 ソルティビッチ…
 60

「はぁっんっ…」

「ダメだからね、勝手にイッちゃ…」

 葵はソファに座って右のストッキング脚を伸ばし、その爪先でストッキング直穿きの股間をグリグリと擦り、弄られ…

「はぅ、あ、あん、や、んん…」
 喘ぎ、身悶えをしてしまう。
 
 そしてさっき、僅かに葵のチンポを舐めただけで瞬く間にイッてしまったくらいに昂ぶっていたから…

 更に敏感に…

「あらあらぁ、変態女の悠里はぁ、もうこんなにぃ、濡らしてぇ…」
 そう…
 びしょびしょに濡らしていたのである。

「あっ、んっ、や、ん…」
 わたしはそんな葵の爪先の弄りに、余りにも感じてしまい、腰をくの字に曲げる位に喘ぎ、身悶えしてしまう。

「ダメだからね、勝手にイッちゃったら…」

 これは、さっきのバツなんだからねぇ…

「堪えるのよぉ」
 と、葵は淫靡で妖艶な笑みを浮かべながら囁いてきた。

「あ、ん、や、ぁ、ぅ、あぁ…」

 これじゃ…

 ホントにこの前の夜の再現だわ…

 もう、すっかり駿に、いや、この葵にヤラれて…

「あぁ…や、んん…」

 ヌチャ、ニチャ、ヌチャ…

 湿った、いやらしい音が響く…

「あぁ、ホント、悠里はぁ変態女ねぇ」 
 そんな言葉にも心が震え、昂ぶりが増してくる。

「あ、ぁ、ゃ、やん、ぁぁ、んん…」
 だが、限界が近付いてきていた。

 そして立っている膝の力が抜けてきてしまい…
 ガクガクと震えてしまう。

「ふぅん、しょうがないわねぇ…」
 葵はそう囁き、爪先をスッと外してきた。

「しょうがないからさぁ、一旦休憩ね…
 いいわよ座っても…」

 わたしはホッと気持ちが緩む…

「あぁ、違うわよ、ここじゃなくて、そこで座るの、座りなさい」
 と、葵はわたしを床に座らせる。

「あ…」

 そしてスッと立ち上がり…

 ビリビリ…

 葵自らの指先の爪でストッキングのマチ部を破り…

 ブルン…
 と、あの、らしからぬサイズのチンポを反り返らせ…

「さぁ、舐めて…」
 そう囁き…
 わたしの目の前にその妖艶なチンポを差し出してきた。

 そしてまだわたしは、ブラウスを後ろ手で絡ませたままだから…

 自らの顔を近付け…

 唇に含んでいく…
 

「さっきも舐めてイッちゃったんだから…

 イッちゃダメだからね…」

 そう囁いてきた…





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