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ソルティビッチ
第1章 ソルティビッチ…
 66

「はぁ、ぁ…」

 ジュル、ジュボ、ジュルル…

 ジュル、ジュボ、ジュルル…

 そしてわたしはそんな彩ちゃんの指先の快感に必死に耐えながら、葵のチンポを舐め、しゃぶっていく。


 後ろから彩ちゃんの指先の快感…

 そしてわたし特有のしゃぶる快感…

 このダブルの昂ぶりに…

 また、再び、瞬く間に…

「はぁっ、う、うぁん、っくうぅぅ…」

 イッてしまう…

「あぁ、もう彩お姉さまぁ…
 悠里がイッちゃったじゃないのぉ…」
 一人ビクビクと絶頂感に震えているわたしを葵は見て、そう、彩ちゃんに囁いた。

「あ、ごめん、ついガマンできなくなっちゃってさぁ…
 いいわよ、わたしがイカせてあげるからぁ」
 彩ちゃんはそう言って、葵のチンポを掴み、しゃぶっていく。

 ジュル、ジュボ、ジュルル…

 ジュル、ジュボ、ジュルル…

「あぁん、彩お姉さまぁ…」
 葵は気持ち良さそうに喘ぎ、身悶えしていく。

 ジュル、ジュボ、ジュルル…

 ジュル、ジュボ、ジュルル…

 わたしは…
 そんな彩ちゃんの舐める姿を、三度の絶頂感の余韻に震えながら見つめていた。

 間違いないわ…

 この二人は既に…

 わたしの知らない処で…

 逢っていたんだ…

 それを彩ちゃんがわたしに秘密にしていたに違いない…

「あ、いい、あ、彩お姉さまぁ、イッちゃう、イッくうぅぅぅ…」
 そう思っていると、葵が全身を震わせ、快感の叫びを上げながら、絶頂感の射精を彩ちゃんの口に放った。


「うん、む、ん、むむ」
 彩ちゃんはそれをしっかりと口で受け止める。

 どちらかといえばビアンな傾向の強い彩ちゃんが、男の射精を口で受けるその姿をわたしは…
 何度か3Pをしたことがあったのだが、初めて見た。

 もしかして…

「ふうぅぅ…」

 わたしは、葵の精をティッシュに吐息混じりに戻している彩ちゃんの姿を見ながら…

 もしかして、ビアン嗜好の強い彩ちゃんは…

 この女性の姿をした…

 妖艶な麗人である駿では無い、葵の魅力に魅了され、惹かれているのではないか?…
 わたしは、そう思ってきていた。

「葵ぃ、すごぉくいっぱい出たわよぉ」

「えぇ、だってぇ、彩お姉さまが溜めておけってぇ…」

 そうか、そういうことか…



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