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第5章 お友達

ちゅぽんっ…と音を立てて乳首が解放されると、腕の中の天音ちゃんが延び上がってきて、すかさず唇を重ねてくる。
チュッと吸われて唇を触れさせたまま囁いてくる。

「ねぇ…美海さん……気持ちいい？……反対もしてあげるね……」

天音ちゃんの息も上がっている。
興奮してるんだよって伝えたいだけの問いかけに、彼女はすぐに胸元に潜っていった。

「…天音ちゃんっ……気持ちっ……ぃいけどっ……ぁ……またぁ……んぁっ……」

焦ることはないと言いたげに、同じように外側から優しく責められていく。
そして右乳房の上で頭を蠢かせながら、天音ちゃんは肩に掛かるワンピを脱がそうとしてくる。

「…っぁ……だめっ……うちの子……たまに起きてくるからっ……」

【そうだった…その情報もインプット済みだっのに……】

「…んはぁ……っん…そっか……ごめんなさい……ぁむっ……はぁ……んちゅ……」

ワタシは諦めて右手を下げると…美海さんの左手と指を絡めていく。
彼女はちゃんと絡み返してくれた。

【…いい子……今日はワタシが全部してあげるから……】

【お願いだから…大空も大地も起きてこないでっ……】

美海さんの右手はしっかりとワタシの背中を抱いている。
ワタシは乳首を吸い舐めながら押していった。

またソファに背中を預けさせる。
乳首から口を離すと身体を下へとずらしていく。

「ぁ……んっ……だめっ……」

でも彼女の手はワタシの背中を撫でるように動いていた。
無防備なお腹も舐め回していく。

【ここは？……好き？……】

お臍を優しく吸うと、擽ったそうに腰が捩れる。

「…はぁ……ぁっ……だめ……んぅ……ん……」

細い舌がお臍に射し込まれた。
それがほじるように蠢いてくる。
私は腰をくねらせていく。
絡めた指をしっかりと握り、背中の手は彼女の頭を撫で回していた。

お臍からまだ下に降りていく。
その先に待ってる場所はもう洪水なのに。

【待って…待って…そんなとこまで、ほんとにするの？……】

パーカーの中に天音ちゃんが顔を沈めそうになると、私はソファから跳ね起きていた。
絡めた指を解いて、両手で彼女の頭を挟んで…

「…待って…天音ちゃんっ……そっちは……だめだよ……」

「なんで？……美海さんの全部……舐めたいのに……」

悪びれることもない。
天音ちゃんは不思議そうに私を見つめていた。