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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第5章 お友達
「さすがに…そこは…恥ずかし過ぎるから……」

天音ちゃんの頬を挟んだ手でぐりぐり捏ね回して照れ隠ししてみる。
彼女は唇を尖らせながら反論してくる。

「…っ…だめはだめです……美海さんの全部を舐めるって決めたのっ……」

まるで駄々っ子だ。
天音ちゃんが下半身を隠したパーカーの袖をエプロンのように私の腰に結びつけてきた。

「ちょ、ちょっ…天音ちゃん?……」

頬を挟まれたまま彼女は悪戯に微笑んでる。

「こうしてれば恥ずかしくないでしょ?……」

パーカーの下で天音ちゃんの両手の指先が私の膝小僧に触れると、掠めるように拡げられていく。
もわんとした擽っさに膝に隙間を作ってしまった。

「ぃやん…擽ったいって……ぁっ……天音ちゃんてば……」

天音ちゃんはちゃっかり膝の間に手を入れてきた。

「はい…もう逃がしませんよ……」

嬉しそうに微笑みながら、内腿を撫で回されていく。
五本の指先を曲げて整えられた爪が擽り回してくる。

「…お願いっ……天音ちゃんっ……許して…お願いっ……だからぁ……」

「だぁめ……許してあげませんっ……」

内腿を爪が這う刺激に膝が震えていく。
天音ちゃんは徐々に膝を割り開いてくる。

「…ぁ……っ……だめだって……ほんとにぃ……」

「チェックメイト?……ていうのかな?……」

ほんとにこういう隙を見逃さないと思った。
天音ちゃんは素早くパーカーの下に潜り込んでしまう。
こうなるともう彼女の肩に脚を閉じることは完全に許されない。

「…真っ暗……何にも見えてませんよ……」

「どこに頭突っ込んでるのっ……ぅん……やぁ……だめっ……」

股間でパーカーがこんもりと膨らんでいる。
ボタンを全て外されたワンピースは完全に肌蹴ていた。

「諦めてください……たくさん気持ちよくしてあげますからね……」

脚の付け根に彼女の吐息が感じられた。

「…ぃいっ…ほんとにこれ以上は……だめだからっ……子供達に見られたら…言い訳できないから……ぅんっ……ぁっ…だめっ……」

私の訴えは届かなかった。
やっぱり女同士だからか、的確に捉えられてしまう。
いきなり、クロッチ越しのクリトリスを吸われてしまった。
完全に潜り込んだ身体に膝を閉じることができない。
パーカー越しの天音ちゃんの頭を押しやろうとしたけど、なんだか躊躇われた。
そして、きつく吸われていく。
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