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第6章 蜜月

突っ伏した私の右膝を天音が折る。
持ち上げられた足先に滑る感触。
腹這いの上半身を捻るように後ろを見ると、天音が足の親指を口に含んでいた。

「ぁっ……だめだよ……そんなとこっ……汚いって……」

「大丈夫…シャワー浴びてきたんでしょ…綺麗な指してるよ……ちゅぷっ……んれっ……ちゅぷっ……」

足指の股に舌を這わし、また隣の指をしゃぶられていく。
左足も持ち上げられると、同じように舐めしゃぶってくる。
擽ったいけど、それは快楽の震えとなり脚を遡ってくる。
膝が自然と開いていく。
もうずっと溢れっぱなしの淫裂が天音の視線に晒されていく。

「はぁぁ…ぁっ……」

立てられた足首、踝までも交互に舐められていく。
天音の唇が…舌が…蠢き、啜り、脹脛を下りてくる。

【どうしたらいい？…どうしたら舐めやすくなる？……】

天音がベッドに着いた膝まで下りてくると、ゆっくりと肘をついてまた四つん這いになっていく。
腿裏を天音が這い上がってくる。
丁寧に左右の腿裏を舐め上げられ、お尻へキスを浴びせられる。

【どこまで焦らすの？…おまんこ…クンニぃ……】

優しくお尻を吸ってくる天音の唇に淫裂を向けようとお尻を揺する。
それでもまだしてくれない。
内腿にも伝い垂れていく。

「…ぁぁ…天音ぇ……お願いっ……意地悪しないで……」

天音はお尻を舐めながら囁く。

「意地悪…なんか…ん……してない……ちゃんと可愛がってるでしょ……」

気持ちいい、触れられる、舐められる全部が気持ちいいけど…もう、おまんこにキスが欲しくて堪らなくなってる。

「だってぇ……ぁぁ…またぁ……」

天音の親指がお尻の割れ目の深いところに添えられると…ぐにっ、と割り開かれた。

「綺麗なアナル…舐められたことはある？……指を挿れられたことは？……おチンポ、突っ込まれたこともあるの？……」

二人きりだから、天音は淫語を躊躇いなく口にしてる。
それがやたら厭らしく淫靡に思えて、二人だけの世界なんだと興奮する。

アナルセックスの経験はなかった。

「舐められたことはある……指もあるけど……チンポはないっ……ぁん…だめっ……擽ったいっ……んん……」

割り拡げたお尻の小さなすぼんだ穴が少し楕円形になってる。
美海さんの浅いアナル経験を聞きながら舌先を附着させていくと、アナルはキュっと絞まっていった。