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山河学園 学生寮
第27章 夏休み…2人の運命の出会い
悠介「任せろ…」

そう言ってグータッチで約束した…

アーロン家でジョンの父親と2人色々話し決め事もしたのでそれを破るつもりはなく翠にも話す必要がある…

帰国した後翠はお盆で居なかったが戻って来た時に悠介は念押ししてアーロン家の話しもちゃんとしたらびっくりしたようだったが頑張ると恋する女の子特有の綺麗な笑顔を見せた…悠介には頬にキスして…お礼を言われた…

悠介「…これ…ジョンに言うなよ?俺殺されるから…」

翠「うふふ…まさかぁ…!!?えっ…本当に?」

悠介の真面目な目を見てそう聞く翠に頷く…

翠「…分かった…言わない…」

悠介「アイツ嫉妬深いかもだから…嫌なら逃げて良いから…その時は連絡して…」

翠「それで良い…私も嬉しいし…嫉妬しちゃうし…」

と惚気話を聞いて苦笑いしてそこをあとにした…2人が来た事で夏休みの大半は2人と一緒で日本を離れていたためセフレを抱くのも久しぶりだったが悠介より相手の方が待ち侘びたと言うくらい積極的に抱かれて悶絶して行った…

ようやく落ち着いた頃悠介は翠の穴埋めに静香をどう落とすかを算段していたが…

守「アーロン家から大学に寄附をしてくれるらしい…」

悠介「へぇ…良かったね?」

守「…条件が付いていた…卒業後お前を一年間預かりたいと…」

悠介「!?…」

守「同じ内容でモンテ家からもそう打診が来ている…お前…両家に狙われているぞ…どうする?」

悠介「…行ってもいいの?」

守「…ああ…院卒業した後なら…」

悠介「分かった…行く!」

悠介のこの一言で赤字を全て埋める寄附金を得て祖父と父親に呼ばれて…

祖父「悠介や…感謝する…何か望むものがあれば言ってくれ…」

悠介「…前に言った事さえ守ってくれるならそれで何も…」

父親「両家に合わせて二年か…大丈夫か?」

悠介「うん…カルロとジョンが居るし…大丈夫だよ…」

守「…ああ…可愛い弟を取られるな…」

悠介「クス…兄さんも付いて来ても大丈夫だよ?多分…大喜びするよ…」

父親「こらこら…守まで行かれたらこっちが困る…」

祖父に提案してあった事をどうするのかと言う話しになりそこは罰だから続行と悠介がそっけなく言って守が苦笑いしていた…


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