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山河学園 学生寮
第36章 守の結婚
悠介は何も知らないフリでいつも通り仕事をして居た…

あれから10日ほど経って仕事を終えて帰宅したところにはかったように守から着信が入ってドキドキしながら電話に出た…

悠介「もしもし?兄さん?どうしたの?」

守「…ああ…来月急だが俺は結婚する…前に話した女だ…子供もやはり俺の子だった…説得に苦労した…」

悠介「…子供?本当に居たの?何歳くらい?」

守「…やっぱりな…お前か…あれは…」

悠介「??えっ?」

守「クス…相変わらず嘘の下手な奴だな…お前が一番に聞くなら女の方だろう?全く…だから正月明けに飛行機に飛び乗ったのか…」

…あれ?バレてない?やべぇ…

悠介「…知らないよ?俺が何をしたって言うのさ?」

守「ふっ…まぁ…良い…式とは追々になるが籍は昨日入れて来た…息子の方も色々手続きさえすれば親子認定も出来る…お前帰国出来ないか?紹介したい…」

悠介「うーん…しばらく無理だよ…テストもあるし…兄さんが連れて来てよ…奥さんと子供…寮の管理人なんて誰でも出来るでしょ?ここに一人暇人居るから交代して貰えば?」

守「暇人ってお祖父様か?」

悠介「…それ以外居ないよ…ひ孫居るって知ったら…」

守「…もう報告はした…狂喜乱舞して電話を切られた…明日辺りお前のところにも行くぞ…」

悠介「ゲッ…とりあえず俺は悪いけどすぐに帰国なんて出来ないよ…来てくれるよね?」

守「聞いて見る…」

悠介「楽しみに待ってる!じゃあね?」

…ふぅ…話しそらせた…向こうじゃ部が悪すぎる…

…なんでバレたんだろう?…

ジョンにも守の結婚と子供がいる事を報告したら固まっていた…

おじさんにも即座に報告してバレたと話すとこちらのミスは無いと即言われて苦笑いするしかなく…向こうじゃ都合悪いのでこっちに呼んだ事を伝えて電話を切った…

数日前…日本…

守はようやく手掛かりを見つけた…そしてそこからはトントン拍子に探し当てたが…

…数ヶ月探して見つからなかったのに…これは…

守はすぐに三が日で早々に向こうに行った悠介が何をしたかすぐに理解した…

…チッ…余計な事を…

怒って電話しようとしたのを音也に止められた…

音也「守さんのミスですよ…怒る方が間違ってます…」

守「…なんだと?」

音也はブチギレ気味の守に降参と両手を上げたが口は止まらない…
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