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12歳年下の彼に看病される話
第5章 芸術の秋…とかしてみたり
そのまま激しく、
腰を奥に打ちつけられてしまって。
目の前が真っ白になって行く。
「ああっ、あぁんっ、
あっ、あっ、あぁ、あぁ…ッンッ」
『巴さんッ…、巴さんッ…、
イっても…いい…ですか…?』
雄介さんは…、こっちに
イってもいいかなんて…聞いてくれた事ない。
自分が…出したい時に…出すだけで…。
こっちが…もう少し…してたいなって
繋がったままで居たいなって思っても。
出すだけ出したら、さっさと抜いてしまって。
ゴムを外して、口で綺麗にしろって言って来る。
ズキッと…自分の胸が痛んだ…。
彼に愛される度に、愛されてると
思い込んでいたあの頃の記憶が邪魔をして来る。
思い出したい…訳じゃないのに…、
勝手に頭の中を…支配する。
消したい…忘れたい…、
憶えて…居たくないのに…ッ。
「んんっ、港…斗ッくん…、あんッ、
このまま…港斗くんの…好きにして…ッ」
今の私の現実が…こっちだって…
彼で…港斗君で、埋め尽くして、
あの人を消して上書きして欲しい。
「あ、ああっ、んあぁ、あ、
ぁう、あぁ、んっあぁあぁあ゛ん」
何も考える事が出来ない位の
激しいピストンをして来て。
ギシギシと…脚付きマットレスの
継ぎ目の所がピストンに合わせて音を立てる。
『……ぅ…ッ、巴さんッ…』
ビクビクっと…自分の中で、
彼のペニスが跳ねていて。
薄い隔たりの向こうで、彼が…
精液を吐き出しているのを…感じて。
グイグイっと…射精しながら、
更に…繋がって居たいと…言いたげに
彼が私の腰に自分の腰を押し付けて来て。
「んんぅ…ぁあぁっ…はぁ…っ、はぁ…」
よしよしと頭を撫でられて、
その指先が…いつの間にか
溢れていた涙を拭ってくれて。
『巴さん…、好き…です…ッ』
「んあぁあっ…っ」
彼の言葉に…アソコが締まってしまって。
『……く…っ、…あ…ッ…』
その反動の様にして
萎えたペニスのままで、
ズブズブと抽送を…数回されてしまって。
ドクッ…小さく…脈打つ感覚がまだあって。
自分の中…に…一滴…残らずに…
注ぎ込まれてる…感覚を感じて…。
『ごめんな…さい…ッ、巴さん。
今はそうしちゃ…、ダメだって、
分かってるのに…、腰…止められなくて…ッ』
「ふぁ…あッ、んっ…ぁあ…ッ」
『巴さん…したりない…、
もっと…しても良いですか?』