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~疼き~
第1章 プロローグ
夢には淡い記憶の香りがする。
その記憶から逃れる事が白石夏海にはできなかった。
「…蒼、好きよ」
夏海の隣りで眠っている岩崎蒼の背中に愛おしそうに手を当て背中にキスをしながらそう囁く。
「う、ううん、何だよ夏海…」
半分眠っていた蒼は少し気だるい様に身体の向きを変え夏海にその身体を向けた。
「ねぇ、蒼、エッチしようよ…」
夏海は蒼の顔の柔らかな頬に手を当て潤んだ瞳で見つめて言った。
「今、何時だ?」
蒼は半分寝ぼけながら軽く夏海のおでこにキスをしてそう聞いた。
「今、夜中の12時よ…」
それを聞くと蒼は起き抜けの子供のように大きなあくびをした。
「…ダメ?…」
夏海はちょっと甘えた潤んだ声でそう聞いた。
その甘え方を蒼は嫌いではなかった。
「ダメじゃないさ…しようぜ」
蒼はニヤリと笑いながらそう答えた。
夏海は意地悪そうに蒼の胸板をТシャツの上から指でツツーっとなぞった。
その記憶から逃れる事が白石夏海にはできなかった。
「…蒼、好きよ」
夏海の隣りで眠っている岩崎蒼の背中に愛おしそうに手を当て背中にキスをしながらそう囁く。
「う、ううん、何だよ夏海…」
半分眠っていた蒼は少し気だるい様に身体の向きを変え夏海にその身体を向けた。
「ねぇ、蒼、エッチしようよ…」
夏海は蒼の顔の柔らかな頬に手を当て潤んだ瞳で見つめて言った。
「今、何時だ?」
蒼は半分寝ぼけながら軽く夏海のおでこにキスをしてそう聞いた。
「今、夜中の12時よ…」
それを聞くと蒼は起き抜けの子供のように大きなあくびをした。
「…ダメ?…」
夏海はちょっと甘えた潤んだ声でそう聞いた。
その甘え方を蒼は嫌いではなかった。
「ダメじゃないさ…しようぜ」
蒼はニヤリと笑いながらそう答えた。
夏海は意地悪そうに蒼の胸板をТシャツの上から指でツツーっとなぞった。