この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
~疼き~
第6章 告白

それに、まだ彼女が亡くなって一か月余りではないか。
浩二の精神はどうかしてしまったのではないかと思った。

それとも、彼女との関係はそんなに深くなかったのではないかとも感じていた。

夏海には、まだ蒼への想いがあった。
蒼を忘れることなど出来なかったのだ。

それに、浩二は友達としてしか感じたことがなかった。
今あるこの関係を夏海は壊したくないと思っていた。

「鈴木さん、気持ちは嬉しいのだけど、私たちは友達のままでいましょうよ…」

夏海は浩二に自分の今ある気持ちを伝えた。
果たして、男女の間に友情が芽生えるのかどうかは分からなかったが。

浩二はとても残念な様な顔をしてビールを一口飲んだ。

「わかりました…」

浩二はそう言うと枝豆を摘まんで口の中に入れた。
夏海は一口ビールを飲んだ。

その一口が妙に身体に染みて酔いが回ってくるように夏海は感じていた。


/90ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ