この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
~疼き~
第10章 初対面

二人は隣に座り合って、煌めく横浜の夜景を見ていた。
観覧車は徐々に下り始めてゆく。

蓮が夏海の手を強く握ってくる。
その手を夏海も握り返す。

二人は引き寄せ合うように唇を重ねた。
蓮の唇はとても柔らかく夏海は感じていた。

「夏海、俺は、お前の全てを受け容れるから心配するな…」

夏海はコクリと頷いた。
その姿は決しておばさんの姿などではなかった。

「ありがとう、蓮…」

夏海はそう言うとまた蓮にキスをした。
そのキスは舌と舌を絡める濃厚なキスだった。

蓮は、ペニスに熱が集まってくるのを感じていた。
夏海も身体が熱くなるのを感じていた。

お互い貪るようにキスを繰り返していた。
夏海の口角からは唾液が滴り落ちている。

その、雫を蓮は指で拭うとこう言った。

「俺、もう我慢できね…ホテルに帰ろう…」
「うん、私も我慢できそうにないな…」

夏海はコクリと頷きながらそう言った。
観覧車は、もう地上に降り立とうとしていた。

二人は地上へと戻って来たのだ。
観覧車を下りると観覧車に乗る人待ちで人が溢れかえっていた。

煌めく横浜の夜はしっとりと二人を優しく包み込んでいた。

/90ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ