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~疼き~
第1章 プロローグ
夏海はこのプレイが好きだったのだ。
縛られて身動きが取れない状態でされることに最高に快感を得ていた。
二人の相性は最高に良かった。
「あ、蒼、もう、い、逝きそう…」
すると、蒼のペニスが爆発を起こしたかの様に夏海の身体の中に射精していった。
ペニスはドクンドクンと脈打っていて最後の1滴を絞り出すかの様だった。
夏海の膣は激しく痙攣していた。
最高にエクスタシーをこの時感じていたのだ。
二人は身体が繋がったままキスをした。
「な、つ、み、…、、、」
蒼の声が徐々に遠くなっていく。
夏海はベッドに横になりながら枕に冷たい泪の滴が流れてゆくのを感じていた。
また、この夢をみてしまったのだと思った。
窓の外を見るとまだ暗闇が部屋を包んでいた。
もう、眠れないだろう。
身体の奥深くから疼くのを感じた。
こうしてこの日も白い朝を迎えた。