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青い欲情~男と女の色模様~
第8章 親父と沙織の関係
溺れるようなキスに気を取られている内に、
スルスルと下着を下されていることに
肌の感覚で気が付いた。
「ん、ふ、んんっ、んんん!」
イヤだ!と首を振るけれど
顎に手をやり首の動きを止められて
口の回りがべちょべちょになるほど舐め回される。
唇を重ねたまま、
春彦の指が沙織の秘部に直に触れる。
しばらく探るような動きをしていた指が、
やがて意を決したようにぬぷぬぷとヒダヒダを掻き分けて沙織の中へ分け入ってきた。
「ん、あ、部長あんんっ!」
唇が離れるわずかな間に名前を呼ぶと、
春彦の愛撫はより一層激しさを増した。
互いの唾液の音と春彦にかき回されるたびに響く愛液の音が、くちゅくちゅと沙織の頭の中で響いた。
「あっや、ん、だめ、もうっ……!」
唇を離しそう喘ぐ沙織の額に、
春彦がそっと口づけを落とす。
「大丈夫だから、ね、何も怖がらなくていい」
ギュっと抱き締めて
右手を沙織の股間に残したまま
左手で乳房を愛撫してくる。
久々の男の手の感触に沙織は感じてしまってヒクヒクし始めた沙織の中を、
春彦の指は一際深く激しく突いた。
「ああっ、ああああああああああああっ!」
指先が子宮の膨らみをノックすると
沙織は、より一層の派手な声をあげて
思わず春彦の体にしがみついた。
トランクス越しに春彦のイチモツが上下に激しく揺れ、沙織の膣の中に潜りたがっていた。
春彦は膣から一度指を抜き出すと、
それを沙織の目の前に突きつけた。
「ほら、イヤだと言いながらこんなになってるよ」
そう言って彼は、沙織の愛液でヌラヌラ光る濡れた指をぺろりと舐めた。
そんないやらしい姿に思わず目を伏せると、
身体を優しく抱き上げられた。
「こんな冷たいフローリングの上じゃイヤだろ?」
きっと彼に最後までヤラれるんだわ…
あきらめが少しずつ芽生え始め
それと共に抱かれる期待感も同時に沸き起こってくる。
沙織をお姫さま抱っこして
窓際に設置してあるベッドへとゆっくりと向かう春彦の表情に、今までは見えなかった獰猛さを感じてしまって、沙織は、ただただ頬を赤くするしかなかった。