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青い欲情~男と女の色模様~
第8章 親父と沙織の関係
その時から沙織は春彦の愛人になった。
週に何度かは抱かれていたけれど
セックス依存症の沙織はとてもではないがそれだけでは満足できない。
仕事が忙しくなると
春彦も仕事を優先するので
どうしても沙織をかまってあげる事が出来ない。
そうすると、体の奥からセックスがしたいという欲望がフツフツと沸き起こり
見境なくセックスがしたくなってくる。
今回も、会社が決算が近づいていて
春彦は沙織をかまってあげる事が出来なくなっていた。
そんな時にラッシュアワーの電車の中で明人がアプローチをかけたものだから
ついつい明人の筆下ろしまでしてしまった。
『何もかも、あなたがいけないのよ』
悩ましげな視線を送る沙織の心を
知ってか知らずか
腕時計で時間を確認すると
さあ、会社に行くとするかと
喫茶店の伝票を手にして席を立つ春彦を
沙織は羨ましげな視線で見つめた。
『あああ…抱かれたい…
おチ○ポが恋しい…』
喫茶店を出てゆく春彦の背中に飛び付いて
今すぐ股間のモノを握りたい気分だった。
「何をしているんだ?
遅刻してしまうぞ」
沙織の妄想を打ち崩すように
春彦はすでに仕事モードになって
冷たい視線を沙織に浴びせた。