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青い欲情~男と女の色模様~
第10章 資料室にて
社内恋愛なんてしていない。
明人との社外恋愛はしているけれど…
だから、社内恋愛なんてしていないと
堂々と言える。
なので、沙織はまっすぐな目で春彦を見つめた。
沙織が潤んだ瞳で春彦を見つめる。
絡み合う視線。
どちらからともなく、唇が重なった。
春彦は思わず苦笑する。
「馬鹿げてるよな…君を疑うなんて…
でも、こんなにも君を愛しているんだ」
「春彦…好きよ…」
そう言って沙織から春彦にしがみつく。
「ここには誰も来ない。
だから途中で止められないからな。覚悟しろよ」
春彦がそう耳元で囁き、
沙織の首筋に舌を這わせながら、
会社の制服のブラウスを脱がせ、
ブラのホックを簡単に外す。
「春彦ったら…女を脱がすのに慣れてるのね」
「嫉妬か?」
「だって…」
可愛いよ、と春彦は囁き
露(あらわ)になった沙織の乳首を舌で弄ぶ。
「ふぁ…ンッ」
「誰も来ないとはいえ、ここは社内だ。
いやらしい声を出すなよ…」
「やん…」
春彦が、いつの間にか沙織のストッキングを脱がせ、秘所を指で弄りながら言う。
「沙織…どうしてなんだい?
濡れてる。ビショビショだよ」
トイレで一人遊びをしてきた後だから
感度は良好で、ちょっとしたことで洪水になる。
「春彦ったらぁ…いじわるなんだからぁ」
「意地悪じゃないさ、お前に惚れているから困らせたいのさ」
春彦はそう言いながら
資料室のパイプ椅子に腰かけた。
「ほら、俺の腰に跨がっておいで、
よぉく顔を見せておくれ」
春彦は沙織を自分の上に跨らせる。
そして、沙織の腰に手を当て、
すでにそそり立つモノで、
下から沙織を思い切り突き上げた。