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青い欲情~男と女の色模様~
第11章 放課後の二人
睡魔と闘った六時限目が終わった。
僕は、思い切って美波に「一緒に帰らないか?」と誘ってみた。
「ごめ~ん、私、お昼の休憩時間と同じように放課後も図書委員の当番だから…」
「じゃあ、昼の休憩時間と同じように
あの図書委員の控え室でエッチしようぜ」
僕と美波はルンルン気分で図書室に行くと
すでに何名かの生徒が図書室のテーブルに陣取り自習をしているじゃないか!
「これじゃあ、いやらしいことなんて無理ね」
「それじゃあ…帰り道!
な、あの公園でデートしようぜ」
僕がそのように提案すると
美波は顔を赤らめてウンとうなづいた。
僕は美波を待つ間、
図書室にどんな本があるのか
ウロウロしてみた。
活字が苦手なので読書なんてしたくもなかったので、写真集みたいなものがないか探してみた。
当然ながら街の本屋みたいにアイドルの写真集なんてあるはずはない。
そこで、美術画コレクションという一冊を手にしてみた。
『うおっ!なんだこれ!
こんなエロい本を学校の図書室に置いていいのかよ!』
僕は裸婦画に釘付けになった。
幼稚園児が書いたようなモノもあれば
まるで写真かよというような精密に書かれたヌードもある。
僕の下半身は素直に反応して、すでにカチカチになっていた。