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青い欲情~男と女の色模様~
第14章 それぞれのクリスマス
大森先生はスマホで何件かのラブホに空室があるか調べたけれど、クリスマスだからどこも満室だった。
「狭いけれど…また僕の部屋でいい?」
そう言いながら
すでに彼は清美を抱くモードになっているのか
さりげなく太ももを撫でてくる。
「ええ…先生とご一緒ならどこでも構いません」
清美はすでに自分が人妻なのを忘れて
完全に彼と恋人気分に落ちていた。
大森先生の部屋に入るなり
まだ靴も脱いでいないのに、いきなりその場で挿入しかねない勢いで彼は清美に抱きついてくる。
かろうじて残っている理性で
清美はバッグから自宅にストックしてあったコンドームの小箱を取り出す。
「ね、お願いだから今夜はこれを着けて…
私、人妻だから妊娠だけは避けたいの」
「え~?生でやらせてくれないのかよ?」
彼は不服そうな顔をしながらも
「わかったよ」とコンドームの小箱を清美から受け取ると、闘いの場となるベッドの上にポンと投げ捨てた。
スカートの中に手が入ってくる感触。
彼がストッキングの上から触ってた。
「ちょ、ちょっとぉ…まだシャワーも浴びてないってば…」
「だってもう染みてんじゃん」
そう、タクシーに乗った時から
大森先生に抱かれることを期待して
すでに清美のアソコはびしょびしょだった。
パンスト越しにくちゅくちゅされながら、
必死に声を我慢した。
だって、まだ玄関なのだから…
変に声を漏らすとドアの外に漏れてしまう。
でも、そんな自制心を吹き飛ばすほど
彼の手によってお尻や足は流石にぴくぴく反応してしまう。
「ね、お願い…ベッドで…」
ワンルームなので、すぐそこにはベッドが置いてある。
数メートルしか離れていない。
この玄関で声を上げようが、ベッドで喘ごうが
廊下に漏れ聞こえるのは同じかもしれないけど
それでもベッドということで安心感は全然違う。