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青い欲情~男と女の色模様~
第15章 告発状
「お前、近頃、逝きやすい体質になっていないか?
まさか、俺に隠れて早漏の奴とセックスをやりまくってそいつの性癖に合うようになってるんじゃないだろうな?」
沙織はギクッとした。
女の勘は鋭いってよく言うが
男だってセックスに関しては微妙な変化を鋭く嗅ぎ取るのだとバレないようにしなきゃと用心した。
「そ、そんなことないわよ…
春彦の舐め方が特に上手くなってきているせいよ」
「またまたぁ~、嬉しいことを言ってくれちゃって」
春彦は「よっこらっせ」と体を起こして
沙織の隣に腰かけると
クンニをして沙織の匂いがプンプンする口でディープキスを施してくる。
『私…こんなに濡れちゃってるんだ…』
恥ずかしさを覚えながら
口の中に潜り込んできた彼の舌を迎えるように
彼女もまた舌を絡めて応えてあげた。
「そろそろハメたいんだけどな」
50過ぎの春彦は自分のシンボルが元気なうちに挿入したいとねだった。
「そうね…焦らすと萎んじゃうもんね」
またまた、そんなイヤなことを言うなよと
春彦は口をへの字にして拗ねた。
「少しでもスタミナを消耗しないように
私が上になってあげるね」
沙織はそう言ってソファにふんぞり返る春彦の腰に股がった。