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青い欲情~男と女の色模様~
第16章 母と禁断の関係
何だかんだと、
僕は母親のセックス動画を見ながら
結局は二発も抜いてしまった。
『ふぅ~…満足したぁ』
ペニスをテイッシュで拭き取り、
イヤホンを外すと
ようやく寝室が静かになっていた。
『これから仲直りのセックスでもするのかな?』
僕は急いで自分の部屋に戻って
壁に耳を押し当てて今度は両親の生のセックスを聞きながらもう一発ぐらい抜かせてもらおうかと
部屋に向かおうとすると
両親の寝室の扉が開いて
中から大きなトランクを引きながら母の清美が出てきた。
「明人、お母さん、この家を出てゆくことにしたから」
そんな捨て台詞を残して玄関へ向かう。
「えっ?仲直りしたんじゃないのかよ?」
「悪いけど…もう、ここには帰ってこないつもりよ」
「ちょ、ちょっと待てよ母さんったら!」
僕はコートを羽織ると
急いで母の後を追いかけた。
もしかしたら、動画でハメあった男の部屋に転がり込むのかな?
だとしたら、何とかそいつと話をして慰謝料でもぶんどってやるかな。
そしたら、そのお金で美波や沙織とラブホに行きまくってやる。
大通りに出た母はタクシーを拾うと迷いもなく飛び乗った。
運良く、すぐ後にタクシーが来たから僕もタクシーに乗り込んで「運転手さん!前のタクシーを追いかけてください」とテレビドラマの刑事のような気分に浸った。