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青い欲情~男と女の色模様~
第17章 対峙する夫婦
「あらあら…おチンチン萎んじゃったじゃないの。
ほんと、若いのに情けないわね」
母さんはそう言って、
何がなんでも勃起させてみせるとばかりに
フニャちんを舐めたり吸ったりしてくれたけれど
大晦日から元日にかけてあまり寝てなかったし
昨夜はちょいと頑張りすぎたので
自分でもどうにもならないぐらいにヘトヘトだった。
そんな時にホテルの電話が掛かってきた。
「はい…」
『ご滞在のところ申し訳ございません
少々チェックアウトの時間が過ぎているようでございますが…』
「あら?もうそんな時間なの?
…じゃあ、連泊をお願いしようかしら」
『あいにくとお客様、本日は予約で満室でございまして…』
丁寧な言葉遣いだけど
もう時間だから早く帰れと言っているに等しかった。
「仕方ないわね…
明人、行くわよ」
「えっ?行くってどこへ?」
僕の脳裏に、あの動画に映っていたアスリート体型のデカチン野郎の所へ行くのか?と思った。
「家に帰るに決まってるじゃない」
「いや…それは不味いんじゃない?」
家には沙織が来ている。
もしかしたら父さんと沙織がセックスの真っ最中だったりして…
そんな修羅場に行かすことはできない。
「わかってるわ…女が来てるんでしょ?
だから帰るのよ、ちゃんと話をするわ」
僕と愛し合っている時に見せた可愛い表情が消えて、正妻はこの私よと父を奪い返すつもりなのか
とんでもなく怖い顔をしていた。