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青い欲情~男と女の色模様~
第19章 学年末

「よ、よろしくお願いします、店長さん!」

「気合いは嬉しいけれど、緊張しないでね。
怖いことはしないからさ。
それに、僕のことは明人って呼んで」

店長さんって…明人って名前なんだ…
まだ大学新卒のような年齢だから
自分の息子とそう変わらない。
息子の明人と新年早々に肉体関係を結んだあの夜を思い出して、早くも清美のアソコが潤み始めていた。

『もしかして私、すごいラッキーなお店を紹介してもらったかも…』

「さあ、こっちの部屋に来てください」

講習を受ける部屋は普通の寝室みたいな外装で、
お風呂が直結している。
なんだかビジネスホテルみたいだった。

「とりあえず衣装に慣れてもらおうか」

渡されたのは先ほど店長の後ろを通りすぎていったピチピチの女の子達が着ていたものと同じ透け透けのガウンだった。

下着はつけないという指示通り、
その透け透けガウンに着替えて、
後ろを向いてくれていた明人店長に「着替えました」と声をかけた。

「おっ!清美さん似合うじゃん!
じゃあ、講習をはじめるから
僕のことセクハラで訴えたりしないでね」

「は、はい!」

「緊張している?
初々しい所も可愛いけれどさ、リラックスも大事だよ。
ウチにくるお客さんは癒されることを目的としている人が多いんだ。
じゃあ、まず挨拶なんだけれど」

明人店長はスーツのジャケットを脱ぐと、
両手を広げる。

「僕の事、恋人だと思って、ハグしてくれる?」

「は、ハグ、ですね…」

きゅっ…息子の明人を抱き締めるように
清美は荒くなる呼吸に気づかれないように
明人店長の背中に腕を回した。

「こ、これでいいですか?」

何かスポーツでもしているのか
やけに厚い胸板の鼓動がダイレクトに伝わった。

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