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青い欲情~男と女の色模様~
第19章 学年末

「こんなおばさんじゃだめですか…?」

「うーん……だめってわけじゃないよ? 
でもさ…ここ、ソープランドってわかっていて応募したんだよね?」

清美がこくんと頷くと
店長さんは困ったように少し笑う。

「経験がなくても講習すればなんとかなるだろうけど…
でも、講習する僕のほうが緊張しちゃうなぁ。
ほら、多分、清美さんの方がセックスの経験は豊かだろうしね」

どうやら年齢など関係はないようだった。
店長が言うには年増好みの客もいて
若い子ばかりだと敬遠されてしまうのだそうだ。

「清美さん、ホントは今日から
お客さん対応をお願いしたいところだけれど、
今日は講習だけにしようか?」

「え?それは…時給とか出ないんですよね?
反対に受講料とか払わなきゃいけないんでしょうか?」

「もちろんお客さんにつかない以上、
今日のお給料は出ないけれどね。
…初めてだと怖いでしょ?
何も出来ずにお客さんを怒らせるわけにはいかないしね
でも、心配しないで、紹介者の大森さんの顔に免じて無料で講義してあげるから」

「は、はい! ありがとうございます! 
お願いします!」

なんだかホッとしてしまった。

よくドラマなどでは
ソープランドの店長さんって
もっとヤクザで怖そうな人ばっかりだと思っていたからだ。

なんとか稼がなきゃ…
もうこれしか道はないと思えた。

だから、なんとしても今日の講習で
仕事に慣れなきゃいけないと気力を振り絞った。

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