この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
青い欲情~男と女の色模様~
第2章 文化祭

優しくベッドに押し倒そうとしても
ベッドに横になるのが怖いのか
なかなかベッドに倒れこんでくれない。
仕方がないので
相撲の大外刈りのように足を払って彼女をベッドに投げ捨てた。
そして、すかさず美波の体の上に覆い被さり
彼女の顔を覗き込むように顔を近づけた。
前夜のうちにキスを済ませていたけれど
暗闇の公園とは違って室内灯をつけたままの明るい部屋でするキスは、自然と体が強張った。
ちゅっ…
初めは触れるだけのキスだったものが
だんだんと深いものに変わっていく。
「ふぁっ…ん…んん…っんふっ…」
キスをすることに慣れていない彼女は
僕の唇を受け止めて呼吸を止めている。
あまりにも長い口づけに
ついには苦しくなって「ぷはー」と息を吐いた。
その吐息を新鮮な酸素のように
僕はおもいっきり吸い込む。
「んっふぁっ!く、くるひっ…」
「美波…鼻呼吸すればいいじゃん」
そう教えてやると「むふー」と荒い鼻呼吸で空気を吸い込み始めた。
呼吸することを覚えた美波は
何か糸が切れたように夢中でキスを続けてきた。
部屋に入った時の緊張もほぐれて
僕の股間は再び元気を取り戻しつつあった。
「ごめん…俺、優しくなんて、無理かも」
そう言うと、少し乱暴に体操服を脱がせ、
顔、首、鎖骨、胸…と跡をつける
ぎこちなくブラのホックを外し、
キスをしながら胸を揉み、
昨夜はよく見えなかった美波のおっぱいを堪能する。
美波も見られていることを意識して
その快感に甘い吐息を漏らした。
乳首はバージンで誰にも吸われたことがないはずなのに、その乳首はおねえさんよりも大きかった。
そんな金時豆のような乳首を口に含み、
舌で器用に転がしてあげた。
時折、甘噛みしてやると、
美波は我慢できないのか「あふん…」と
色っぽい声を上げた。
彼女自身も自分が漏らした声の艶かしさに驚いて、慌てて手で口を塞いだ。
僕は彼女の感じている声をもっと聞きたくて、
その声を抑えようとするその手をどかして
耳元で「もっと声を出してよ…」と意地悪を言ってみた。

