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第3章 ラブホの二人

「美波、逝っちゃった？可愛いね」

耳たぶを甘噛みしながら、耳元でそう囁くから、またぴくり、と美波の腰が勝手に跳ねてしまう。

指だけで逝かされて、
でも、もっと奥の疼きが止まらない、
深く逝ったつもりでも、まだ足りないと美波の奥の方が蠢いていた。

「この後、どうしてほしい？」

いたずらっこのような顔をして、
僕は美波の顔を覗き込んだ。

「美波…もっと逝きたいんじゃないの？」

そう尋ねてみると、
彼女は顔を真っ赤にして

「明人の、が、欲しいの…
明人の、で、逝かせて欲しい…」

「ふぅ～ん…そうなんだ…」

僕に見つめられて、美波はとんでもないことを言ってしまったと「きゃっ…」と小さな声を上げて両手で顔を覆った。

「やだ…そんなに見つめないでよぉ…」

焦らすのもかわいそうなので

「美波の、そのいやらしい顔に免じて、
いいよ、入れてあげる」

美波の股を開いて
僕は挿入の態勢を整える。
美波のおま○こからは、とんでもなく卑猥な匂いがして、匂いフェチの僕を喜ばせてくれる。

「ああ…っ！！」

亀頭の先っぽが陰唇に触れただけで
美波は今にも逝きそうな声を上げた。
腰を押し進めると、
ペニス全体が彼女の膣の柔らかい媚肉に包まれ
心地いい圧迫感と、腰がムズムズする刺激がとても愛おしい。

すぐに訪れる息がつまるような、幸せな感覚。

「あ～…やばい、気持ちいい！！」

さっきまでの余裕がいっぺんに吹き飛ぶ。
これから美波と何度もセックスをしていけば
それなりにおま○この具合に慣れてきて早漏癖は引っ込んでくれるだろうか？

たちまち襲ってくる射精感に
僕の顔からは、さっきまでの余裕など消え失せて情けない表情に変わった