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ガトーフレーズ
第10章 soufflé
莉乃は、カフェを訪れることにした。
新しい一歩を踏み出すことでしか、未来は生まれない。
(やっぱりこのお店は素敵……)
光が降り注ぐ庭。
甘い香りと、珈琲の芳ばしい薫り。
楽しそうな笑い声。
俊太が憧れるオーナーパティシエが、話を聞いてくれた。
その時出してくれたプチフールとコーヒーはとてもおいしくて、涙が出そうになった。
志望動機は、このお店のすべてに魅了されてしまったから。
こんな素敵なお店を支えていけたらいいなと思います。
ここで、未来を見つけたいです。
嬉しいよ、ありがとうとオーナーは言った。
莉乃は、なぜだか、こう口に出していた。
「それに、ここは大好きな人との思い出の場所なんです。もう会えないけど、悲しいけど、ここに来たら元気になれました」
そう言うと、オーナーは柔らかく笑ってこう言った。
新しい一歩を踏み出すことでしか、未来は生まれない。
(やっぱりこのお店は素敵……)
光が降り注ぐ庭。
甘い香りと、珈琲の芳ばしい薫り。
楽しそうな笑い声。
俊太が憧れるオーナーパティシエが、話を聞いてくれた。
その時出してくれたプチフールとコーヒーはとてもおいしくて、涙が出そうになった。
志望動機は、このお店のすべてに魅了されてしまったから。
こんな素敵なお店を支えていけたらいいなと思います。
ここで、未来を見つけたいです。
嬉しいよ、ありがとうとオーナーは言った。
莉乃は、なぜだか、こう口に出していた。
「それに、ここは大好きな人との思い出の場所なんです。もう会えないけど、悲しいけど、ここに来たら元気になれました」
そう言うと、オーナーは柔らかく笑ってこう言った。