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ガトーフレーズ
第13章 kouign amann
俊太が色っぽすぎて、素敵すぎて、襲ってほしいくらいだったけれど、
「それはあとでのお楽しみ」
歌うように言って、俊太はキッチンに行ってしまった。
テーブルには小さなブーケが水に挿されていて、冷やされたシャンパンに、ピカピカのカトラリーが並んでいた。
そして、料理が運ばれた。
鰯のマリネやハーブソースに絡めたサーモンのサラダ、鶏のテリーヌやキッシュ、牛の赤ワイン煮込みなどが、綺麗に盛りつけられた一皿……。
美味しそうな香りを鼻いっぱいに吸い込む。
俊太はシャンパンを開けながら、
「コースみたいにしよーかとも思ったけど、料理作ってると莉乃さんとイチャイチャできないから」
と隣に座った。
その言葉どおり、一口ごとにキスをされた。
おいしい料理に甘いキス。
シャンパンの泡が舌に心地よくて、とろんとしてしまう。
「それはあとでのお楽しみ」
歌うように言って、俊太はキッチンに行ってしまった。
テーブルには小さなブーケが水に挿されていて、冷やされたシャンパンに、ピカピカのカトラリーが並んでいた。
そして、料理が運ばれた。
鰯のマリネやハーブソースに絡めたサーモンのサラダ、鶏のテリーヌやキッシュ、牛の赤ワイン煮込みなどが、綺麗に盛りつけられた一皿……。
美味しそうな香りを鼻いっぱいに吸い込む。
俊太はシャンパンを開けながら、
「コースみたいにしよーかとも思ったけど、料理作ってると莉乃さんとイチャイチャできないから」
と隣に座った。
その言葉どおり、一口ごとにキスをされた。
おいしい料理に甘いキス。
シャンパンの泡が舌に心地よくて、とろんとしてしまう。