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A crescent moon
第7章 密会
脱ぎ終えてベッドに乗ると、ヨシキに抱き寄せられる。
私をぎゅっとしてから彼の長い指が頬に触れた。
「…美和痩せた。」
「ふっ…覚えてるの?前がどんなだったか。」
「覚えてる。綺麗な身体だったから。」
「顔は覚えてないのに身体は覚えてるのね。」
「ごめんって…」
眉をしかめるヨシキの背中にゆっくり手を這わせた。
「今日は容赦しないかも。」
「いいよ。あ..けど跡だけは付けないで..」
「..分かった..」
小さく頷くと目の色が変わった。
冷たい視線....
グイっと仰向けに私をベッドに押し付けた。
掴まれた肩が痛い。