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A crescent moon
第7章 密会
顔をしかめると、そのまま唇を重ねた。

「..っ..んぅ..」

ヨシキが肩から手を離し顎をつかむと、舌をヌルリと差し込む。
私は彼の背中に手を回して引き寄せた。

チュルッ..ムチュ..

舌をねっとり絡ませ、目をあける。
青い瞳を見たまま、舌を絡ませたまま、ゆっくり唇を離した。

唇同士が数ミリの所で、舌先だけを出すようにしてお互いを刺激する。
チロチロと当たる舌先がもどかしい。

焦れったさを感じてぐいっと引き寄せると、勢いよく唇を塞がれ舌を吸われた。

「んんっ..んっ..!」

左手が首筋に下ろされ優しく撫で回す。
そのまま片手で首を押さえると、ゆっくり締め付けていった。

「んっ..ぐっ..んんっ!」

驚いて目を開けると、また締まっていく。
唇が塞がれ首を締められ、鼻で必死に空気を吸い込むも、息苦しくなって涙が出てきた。
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