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A crescent moon
第8章 悲鳴

「君の家だろ。入らないの。」

「あ...あ...はい..」

私は鍵を取り出し、ガタガタ震えながらようやく鍵を差し込んでドアを開けた。

玄関に入ると、正弘さんは何もいわず靴を脱いで先に入っていく。

怯えながら慌ててその後に続いた。

怖い。
怖い...

その背中が怖い。

リビングに入ると、正弘さんが私を振り返った。

「...座れば。」

私は小さく頷いて、カーペットに座り込んだ。
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