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A crescent moon
第11章 愛愛
子供のように俺に懐く美和に、今度は話してくれないことが悲しくなってきた。
目が俺をみていない気がしてくる。
美和はここにいて、身体を求めてくれるのに心がここにないような。
美和のご両親からは幸いに連絡がなく、良子さんからの美和へのメールだけ代わりに返信しておいた。
ー美和大丈夫?仕事辞めたみたいだけどー
ー大丈夫だよ。結婚式まで会えないけど、また飲みに行こうー
ー良かった!大変だろうけど頑張って。いつでも連絡ー
俺はすぐにメールを削除した。
“頑張って”?
何を?
腹が立つ。
美和、俺のことそんなに嫌いだった?
違うよね?
いま、幸せだよね?
邪魔させない。
俺と美和だけの生活。
美和は笑ってくれている。
そうだ、俺は間違ってない。
二人とも幸せなんだ!!
目が俺をみていない気がしてくる。
美和はここにいて、身体を求めてくれるのに心がここにないような。
美和のご両親からは幸いに連絡がなく、良子さんからの美和へのメールだけ代わりに返信しておいた。
ー美和大丈夫?仕事辞めたみたいだけどー
ー大丈夫だよ。結婚式まで会えないけど、また飲みに行こうー
ー良かった!大変だろうけど頑張って。いつでも連絡ー
俺はすぐにメールを削除した。
“頑張って”?
何を?
腹が立つ。
美和、俺のことそんなに嫌いだった?
違うよね?
いま、幸せだよね?
邪魔させない。
俺と美和だけの生活。
美和は笑ってくれている。
そうだ、俺は間違ってない。
二人とも幸せなんだ!!