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A crescent moon
第11章 愛愛
「こ、これは…」

「筆跡から、松方美和のものであることがわかりました。」

「筆跡?本人は何も言ってないのか?」

「覚えていないみたいで…それにいまは混乱しているのかまともに話ができる状態じゃないみたいです。」

「…」

一人の刑事は報告する男に頷きながら、受け取った紙束をめくった。

そこには何度も同じことを書き記した跡があった。

『愛してる』

殴り書きのようなものから、捲っていくにつれ、震える筆跡になり、最後はどこか無機質な力のなさを感じる字になっている。

「彼女が自分で書いたのか…」

「それにしてもDVの果て自殺で、女は精神疾患。
よくある話の中でもバッドエンドですね。」
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