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A crescent moon
第13章 逢瀬
収録を終え、フリーになったヨシキとともに男装をしたまま外へ出ると、みんなついて来ていたのだ。
「こんなに大人数じゃさすがにバレない?」
私の言葉にヨシキが高坂さんを振り返った。
「…面倒だからホテル戻ります。」
「肉は!」
「おぉユーゴ、しつこいでー。肉は俺と食おーや。」
「ええーシバとかよ。」
「モトヤもどうや?」
「僕は帰る。」
「まったお前はノリ悪いのぉ〜まぁヨシキ、こいつ俺が何とかしとくし、美和ちゃんと戻っとり。」
シバさんがユーゴさんを押さえつけながら、にっこりとして言うと、高坂さんもイヤイヤ頷いてヨシキにしっしっ、と手を振った。
「こんなに大人数じゃさすがにバレない?」
私の言葉にヨシキが高坂さんを振り返った。
「…面倒だからホテル戻ります。」
「肉は!」
「おぉユーゴ、しつこいでー。肉は俺と食おーや。」
「ええーシバとかよ。」
「モトヤもどうや?」
「僕は帰る。」
「まったお前はノリ悪いのぉ〜まぁヨシキ、こいつ俺が何とかしとくし、美和ちゃんと戻っとり。」
シバさんがユーゴさんを押さえつけながら、にっこりとして言うと、高坂さんもイヤイヤ頷いてヨシキにしっしっ、と手を振った。