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第13章 逢瀬

まだ敏感なソレをクニクニと捏ねくり回す指から逃げるようとして、肩を掴まれた。

「やぁっ…おねがいっ…」

またやってくる快感に飲まれそうになりながら、私は寝返りを打つように身体を反らせようとした。

でもヨシキの強い力にはかなわない。

擦られ痛さを感じ顔を歪めると、彼がはぁ、と息を吐く。
そしてゆっくり優しい手つきに戻り、今度は私が身体を震わせた。

どんどんやってくる快感の波に私は泣きそうになりながら、声を上げながらイッてしまう。

「はぁ…入れて…おねがい入れて…」

私が懇願するように言うとヨシキがクリから手を離した。
私は少しホッとして起き上がろうとして、またベッドに押し付けられた。

「ヨシキっ…」